感謝と奉仕

 6月11日(日)には世界中の教会が花の日礼拝を守ります。教会はこの日に教会学校の子どもたちへ感謝と奉仕を教えてきました。命をお与えくださった天地万物とこの世界を創造された主なる神様に感謝をお捧げします。お花を持ち寄り、礼拝の前に神様にお捧げして感謝を表現しました。そして礼拝の中で与えられた命に感謝してその命を神様の御心に用いられることを知ります。神様の御心とは、隣人愛の実践を奉仕という形で行い社会を助けることです。
 花の日礼拝の午後には、教会学校が中心となって子どもたちと一緒に警察署や病院、消防署やホームを訪れ、社会を支えている人々や助けを必要としている人々のことを覚え花束とカードを手渡し、奉仕の大切さを学びます。 
 聖学院幼稚園は13日(火)に花の日礼拝を予定しています。お花を捧げ、感謝と奉仕の貴重な体験で自分が役立ち喜ばれることを知り、思いやりのある優しい心が子どもの内に育てられますように祈っています。

  チャプレン 中村謙一
(2023年6月「なかよし」巻頭言)