園長あいさつ

キリスト教保育  ― 目には見えない大切なこと ー

聖学院幼稚園はキリスト教保育を土台にしている幼稚園です。毎朝おこなう礼拝では一人ひとりの声と心を合わせてさんびかを歌い、お祈りをします。
聖書のお話を聞く中で、神さまを知り、神さまのお守りの中でたくさんの恵みをいただいていることを知り、感謝する心が生まれます。
お祈りは「神さまとのお話の時間」。自分のことやお友だちのこと、家族のことや遠く離れた知らない人のことなど、他者への思いが生まれます。 目には見えない心を育む保育を進めています。

共に育ち合う   ― 一人ひとりの良いもの ー

聖学院幼稚園はいつの時代も多くの子どもたちが集まり、一緒に遊び、一緒に経験を重ねて、みんなで育ちあう幼稚園として歩んでいます。
幼稚園には3歳・4歳・5歳の子どもたちがいます。同じ学年の関わりは自然と多くなりますが、縦割り保育をおこない、異年齢の子どもたちが一緒に遊ぶ時間も取り入れて、たくさんの人と関わりを持てるようにしています。
縦の繋がりによって優しさや思いやり、憧れの思いが芽生えています。
人と人との繋がりや思いを共有することを大切にしています。

家庭とは違う集団生活から得る、たくさんの経験を積み重ね、毎日を楽しみながら過ごし、それを力にすることができるように、年齢に合わせたカリキュラムを組んでいます。
そして、みんなで過ごす中でも一人ひとりのよいものを輝かせるように、保育者は遊びを中心に、子どもたちの発想や思いに寄り添う保育をしています。
子どもたちの成長を保護者のみなさまと一緒に見守っていきたいと思っています。

園長 小久保 京子