創造の神様へ感謝

 11月は、世界中の教会で収穫感謝を覚える月となっています。天地宇宙を創造された父である神様が私たちに自然の恵みをくださっていることに感謝します。万物の生き物全ては、この自然の恵みから食べ物を与えられ豊かに過ごすことができています。キリストの弟子使徒パウロは、「そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい。」と勧めました。
 食べられることは当たり前ではなく、そこには準備をする人々の働きがあります。食べ物を作る農家の方々や食事を作るご家庭の皆様の働きに感謝する気持ちを子どもたちの心に育てましょう。そして、食卓で分け合って豊かにされることから「分け合うこと」の大切さを子どもたちに気がつかせましょう。キリストの恵みが皆様のご家庭の上に分け与えられ、祝福で満たされた収穫感謝となりますように祈っています。

チャプレン  中村 謙一
(2021年11月「なかよし」巻頭言)