この時季によく耳にすることわざに「一月往ぬる 二月逃げる 三月去る」というのがあります。
一月は新年の対応や片付けもあり、あっというまに「行(往)ってしまう」。二月はもともと短い月ということもあり、まるで月が「逃げていく」ようだ。三月 年度末のあわただしさの中、気がついたら「去ってしまう」・・・こんなところでしょうか。4月で年度が切り替わる日本では、年末年始ゆっくり過ごすこともあり、年明けの3か月間は特にあわただしくそして早く感じます。
聖学院幼稚園も、1月10日からの毎日の園での生活に加え、おたんじょうび会や発表会そしてお餅つきにいたるまでさまざまな行事がありましたが、あっという間に過ぎていきました。
そしていよいよ3月です。3月は年少、年中、年長共に幼稚園に来る日が、ぴったり10日間しかありません。進学、進級へ向けての残り10カウント、どうぞこの学年で過ごす残り少ない最後の日々をご家族で心から楽しんでいただきたいと思います。
この一年間も、お祈りとあたたかいお支えをありがとうございました。
園長 田村 一秋
(2024年3月「なかよし」巻頭言)