「よういドン!」と「ひとやすみ」

 4月は日本中でいろいろなことが新しく始まります。聖学院幼稚園でも11日には32名の新しいお友だちを迎えました。これまで年少や年中だった子どもたちも一つ進級しました。みんな新しい先生、新しいお部屋、新しい友だちとの生活がスタートして、新しい環境に順応するようにがんばってきました。かけっこならば、よういドン!の月、それが4月です。なにもかもが新しくなるうれしい4月は、実は1年で一番つかれる月なのかもしれません。そこで、ちょうどいいタイミングで5月の連休です。今年の連休は、ぜひご家族で外に出て、春から夏へと移り変わる季節と美しい自然を楽しんでください。あたたかいそよ風の中、ゆっくりながれる雲を見れば時間もゆっくり流れていきます。4月をがんばった子どもたちやご家族お一人おひとりに、ちょっとひとやすみのごほうびをあげてください。
 新年度、大切なスタートの月「4月」もみなさまのご理解とお支えのうちに守られ、こうして進めることができました。これからの一年、どうぞよろしくお願いいたします。


 園長 田村 一秋
(2023年5月「なかよし」巻頭言)