子どもたちの心の成長にとって、他者から喜ばれる体験は貴重なものです。自分自身にも自信がつきます。自分が行った良いことが人々から感謝されているという体験はその子の心を豊かにします。世界中の教会で6月の第二日曜日に行われる花の日礼拝では、多くの子どもたちの心にイエス様の優しさを伝え育ててきました。
聖学院も6月11日に各校において花の日礼拝が行われ、お花とカードをそれぞれお届けに行きました。年長組がお届けした交番や消防署も子どもたちの訪問を歓迎し、きれいなお花を喜んでくださり、これからますます地域に仕えてくださると思います。年中組が女子聖学院、男子聖学院へ、年少組が警備員さん、事務所、給食を作ってくださる方へお渡しして、いつもお世話になっていることへの感謝もお伝えしました。
小さな愛の業を用いてくださって、大きな業としてくださった神様に感謝しましょう。
チャプレン 中村 謙一
(2024年7月「なかよし」巻頭言)