それぞれの夏休みから2学期へ

 長かったはずの夏休みも、あっという間に終わりました。それぞれのご家庭で、それぞれの夏休みを過ごされたのではと思います。
 今年も、連日猛暑の夏休みでした。天気予報で毎日のように流される「外出は危険」というお知らせにも慣れてしまうぐらいでした。
 テレビではパリオリンピックの話題で盛り上がりました。時差の関係で日本選手の活躍を朝に知るという毎日でしたので、朝ごとにたくさんの元気と励ましをいただきました。世の中にはいろいろな意味で「あつい」毎日でした。
聖学院幼稚園の静かな園舎では、出勤する日直の先生や、それぞれの先生が行事の打合せや準備、さまざまな片付けや掃除などの毎日でした。
 そしてお知らせしていたとおり、園舎も築12年目を迎え大規模修繕の時期を迎えました。
園舎は足場が組まれるとあっという間にシートがかけられて、いつものあわいピンクの園舎は真っ黒に。
 そして、気がつくともう9月。今日から2学期が始まります。残暑はあいかわらず厳しいですが、元気な子どもたちが戻ってきました。やはり幼稚園はにぎやかな声が響いていないと、と思います。いろいろあったそれぞれの夏をふりかえりつつ、これから始まる2学期をこどもたちと楽しく過ごしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


園長 田村一秋
(2024年9月「なかよし」巻頭言)