今年もクリスマスがやってきます。今からクリスマスの計画を立てているご家庭もあるかもしれません。いろいろな過ごし方があって良いと思います。その特別な時間を過ごす中で、ぜひ思い起こしていただきたいことがあります。それはクリスマスはどういう日であるか、ということです。イエス・キリストの誕生日であることもそうですが、クリスマスという言葉の意味を知り、思いを深めていただきたいと思うのです。もともと”Christmas”は2つの言葉の組み合わせからできています。1つは”Christ”、つまり「キリスト」です。その後に”mas”、カトリックの教会では礼拝のことを”mass”すなわち「ミサ」と言います。クリスマスとは「キリスト礼拝」という意味なのです。クリスマスは皆さんが喜び楽しむ日であることは間違いありません。その楽しみの中にイエスさまの誕生を祝い、また礼拝するという意味があることをご家庭で覚えていただけたらと思います。素敵なクリスマスをお過ごしください。
チャプレン 菊地 信行
(2025年12月「なかよし」巻頭言)
