秋のいろいろ

 秋晴れの空に暖かなおひさまの光、少し冷たくなった風がお庭の木々の色づいた葉っぱを揺らして秋の深まりを感じます。感染者数が減少し、少しずつ元の保育に戻しながら、感染対策は継続し2学期も後半になりました。年長さんが毎日品物作りを頑張って、おみせやさんごっこが開店しました。年中少組はお財布を作り、自分でお買いものが出来ました。店員さんも売り方がだんだん上手になり、品物が完売した時の嬉しそうな笑顔。仲間と一緒に達成感を味わっているように思いました。そして幼稚園フェアの開催。いつもとは違う楽しい一日を!として、3つのコーナーをつくりました。次はなんだろう?とやってくる子どもたち。ワクワクしている表情や楽しむ声を聞いて、私もワクワクしました。
「きょう、たのしかったね~」とお帰りの時に子どもたちが話している声を聞きます。
遊びも深まり、友だち関係も深まる時期です。楽しく笑い合うことが一番!!みんなで経験した全てが心の栄養になり、それぞれ自分の力にしていく…
今は『実りの秋』。食べ物だけでなく、幼稚園では子どもたちの実り(成長)を感じる時を迎えています。

主幹 小久保 京子
(2021年12月「なかよし」巻頭言)