10月、爽やかな秋晴れの日の運動会。子どもたちの一生懸命な姿を見て、応援に来てくださった皆さまも胸を打たれたのではないでしょうか。すばらしい運動会が見られただけでも嬉しいのに、白組として玉入れにも参加させてもらえたことも嬉しかったです。どの競技も白熱していました。勝ち負けだけにこだわらない、お互いにがんばったことを素直に喜び会える温かさも感じました。その姿を見て思い出した聖書の御言葉があります。「鉄は鉄をもって研磨する。人はその友によって研磨される。」一人ひとりの成長には、友だちが必要ということです。例えば、ダイヤモンドは初めからきれいに輝いているのではありません。その輝きをさらに美しくするために、同じダイヤモンドで磨きます。それは私たちも同じである、と聖書は語ります。子どもたちはそれぞれ全力を尽くし、その姿を互いに見ることで大いに刺激を受けたはずです。それは子どもたちの成長に深く結びつくものです。そして、友だちと切磋琢磨するのは運動会の日だけではありません。聖学院幼稚園で過ごす日々で、子どもたちは友だちによって、一人ひとりその輝きをさらに増していくのです。
チャプレン 菊地 信行
(2026年10月「なかよし」巻頭言)
