新しい一年が始まって

 2025年度が始まり、2週間が過ぎます。進級組の子どもたちは大きくなった喜びがある中にも、まだ少し緊張もある表情が窺えます。新入園児は保護者の方と登園し、日に日に幼稚園に慣れてきているように思います。朝の登園を迎える毎日には、親子で手をつないで歩く姿、親子の会話の姿、走ってくる子どもを追いかける保護者の方、別れ際の親子の儀式!もあり、見ていて朝から心が温かくなります。家庭での愛情を受けた子どもたちを幼稚園では集団生活を通してみんなで「ともに育つ」です。神様から与えられた良いものと一人ひとりの持つ力を出して、この一年を楽しく過ごせたらと思っています。子どもの世界である幼稚園ですが、保護者の方も一緒に幼稚園生活を楽しんでいただきたいと思います。
 お庭の木々を見ると新緑の季節に。大きな鯉のぼりも風に揺られて泳いでいます。もう暑さが到来していますが、お天気の良い日はお庭で遊びます。子どもたちの発見することや楽しいことを作り出す力にわくわくしています。 

  園長 小久保 京子
        (2025年5月「なかよし」巻頭言)